・第233回月例会 −歴史・文化に親しむ会−
テーマ: 音楽史の中のモーツァルト 〜 バロックから古典派へ 〜
日 時: 2026年 1月28日(水曜日) 15:30〜17:00
場 所: 大阪公立大学 文化交流センター
大阪市北区梅田1-2-2-600 大阪駅前第2ビル6階
講 師: 春名 修介(はるな しゅうすけ)様
(元 大阪大学大学院情報科学研究科 招聘教授、正会員)
2026年は、モーツァルト生誕 270年にあたります。モーツァルトは、中世→ルネサンス→バロック→古典派→ロマン派にいたる音楽史の中の古典派に位置付けられます。モーツァルトはバロック期に発展した様々な作曲技法を集大成しクラシック音楽の基礎を作りました。バロック音楽から古典派音楽への移り変わりとモーツァルトの音楽とその特徴についてお話をしていただきました。バロック音楽は、対位法(基本音型を変形しながら繰り返し重ねる)による旋律と、通奏低音による下支え(ジャズのベース)が特徴で、ヘンデルの「救世主メサイヤ」、バッハの「ブランデンブルグ協奏曲第5番を視聴した。バロック後期には、一曲全体を2部形式、3部形式の構成にしたり、バッハの子供達等が、主旋律を明確にして、通奏低音を無くし、強弱変化を滑らかにしたギャラント様式(古典派ハイドンのソナタ形式原形)を生み出した。モーツァルトは、ハイドンが確立した交響曲・弦楽四重奏・ソナタ形式を引き継ぎ、滑らかな旋律と融合・昇華した独自の対位法を確立したそうで、交響曲第25番ト短調第1楽章を視聴した。そのまま歌える旋律を生み出したモーツファルトは有名な歌曲もある。歌曲フィガロの結婚K・492も視聴。ウインナ・ワルツに繋がるドイツ舞曲を作ったとのお話し等、楽しい月例会でした。