2025年度
■歴史・文化の探訪
・春の散策会
散策会を下記の様に開催しました。
向日市 桜の小径を巡る
(担当:今中)
下記要領の情報を印刷したい方は下記からダウンロードし取り出して印刷してください
2025年春の散策会pdf資料
<実施要領>
1.日時 : 2025年 3月 28日(金)
※前日PM6時のNHKの天気予報で目的地の降水確率が50%以上の場合は中止とします。
2.集合 : 阪急電鉄 京都本線 西向日駅(にしむこうえき) 東口
AM10時 集合
3.スケジュール
所要時間 約6.5時間 歩く距離 約6km
コース:
阪急西向日駅(10:00) 〜 長岡京築地跡(10:10) 〜 桜の小径 〜 持泉寺 〜
向日神社御旅所 〜 一文橋 〜 歴史の道 〜 昼食 〜 石塔寺 〜 五つ辻〜
説法石 〜 向日神社 〜 元稲荷古墳 〜 須田家住宅 〜 築榊講常夜灯 〜
阪急東向日駅
<大阪方面から 例 >
(行き)阪急大阪梅田駅(準急) 9:05 → 9:47 阪急西向日駅
(帰り)阪急東向日駅(準急) 15:52 → 高槻液(乗換:特急) → 16:32 阪急大阪梅田駅
<京都方面から 例 >
(行き)京都地下鉄 京都駅 9:25 → 9:28 四条駅 →(乗換)→
阪急烏丸駅(準急)9:36 → 9:54 阪急西向日駅
(帰り)阪急東向日駅(準急) 15:50 → 16:05 阪急烏丸駅→(乗換)→
京都地下鉄 四条駅 16:13 → 16:16 京都駅
4.参加費 無料
5.持ち物等
・ハイキングが出来る服装
・昼食
・飲み物
6.費用(交通費)
阪急大阪梅田駅〜阪急西向日駅 片道 390円
阪急東向日駅〜阪急大阪梅田駅 片道 390円
地下鉄 京都駅〜四条駅 片道 220円
阪急烏丸駅〜阪急西向日駅 片道 240円
阪急東向日駅〜烏丸駅 片道 240円
7.
■コース概要
天正20年 豊臣秀吉が西国街道沿いの向日明神前に新町を造ることを認め、当時の京都所司代
前田玄以が建設を認める3ヶ条の定書を下したことから町が起こる。
■長岡京築地跡
鶏冠井(かいで)町稲葉にある長岡京の役所を囲む塀の跡。長岡京の遺構としては、地上に
残された唯一のもの。
※長岡京の中心地あたりを見ると「鶏冠井」という地名が見つかる。これで「かいで」と読む
のだが、『向日市史』では、この辺りには井戸と楓「かえで」が多かったので、「かいで」
の地名が起こったと説明している。さらに楓の葉っぱの色や形が鶏のとさかに似ていることから
「鶏冠(とさか)」の「井」と当て字されたというのだ。しかし、「鶏冠井」の表記は
平安末期の大治六(1131)年以降で、それ以前は「蝦手井」と書かれていたようだ。
この土地に五差路があり、蛙の手のように見えたため「カヘルデヰ」と呼ばれたという説もあり、
明確な由来はわからない。
■持泉寺
南禅寺53世の箔英徳俊和尚によって開創された禅宗寺院。鎌倉期の木造阿弥陀如来立像が
安置されている。
■一文橋
西国街道が小畑川を渡る地点にかけられた橋。通行人から一文づつ徴収して、橋の架け替え
費用にしたと伝えられる。
■説法石
日蓮上人がこの石の上で説法をしたと伝わる。
■向日神社
養老2年の創建と伝えられる。本殿は室町時代の「三間社流造」で国の重要文化財。
■元稲荷古墳
古墳時代前期の全長94mの前方後円墳。特殊壺形土器や円筒埴輪、刀剣、
斧などの出土品あり。
■須田家住宅
屋号を「松葉屋」といい、明治30年代まで醤油の製造販売を行う商家。
■築榊講常夜灯
築榊講(伊勢講)の人々により建てられた大常夜灯。
■西国街道(向日市)
西国街道は、京都の「東寺口」を起点として「向日町」を経て「摂津」へと抜ける古い街道で、
京から西国に向かう主要幹線道路でした。平成 4 年に西国街道の道筋に古いたたずまいを
残す家並みの景観を生かし、散歩道として整備されました。
*併せて、下記、「向日市の歴史散策マップ」を参照ください。
向日町の散策マップ