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■催事実績内容 〜 2020年 〜
■月例会
 

 
・第169回月例会 −歴史・文化に親しむ会−
 
 テーマ: 三角縁神獣鏡の意味を考える
      〜 大量出土した黒塚古墳の成果 〜
 日 時: 2020年 9月23日(水曜日) 15:30〜17:00
 講 師: 今尾 文昭 (いまお ふみあき) 様
     (考古学者・関西大学文学部 非常勤講師)
 
今尾様は、「三角縁神獣鏡」は「さんかくえんしんじゅうきょう」と読む。「さんかくぶちしんじ ゅうきょう」と読む人もいる。三角縁神獣鏡は、縁の都分の断面が、三角形をしており、かつ、神と獣の模様が刻まれた鏡である。『魏志倭人伝』には、魏の皇帝が、倭の女王に、「銅鏡百枚」を与えたと記されている。女王は卑弥呼で、魏からもらった鏡は、この三角縁神獣鏡を主とする鏡だという説がある。しかし、三角縁神獣鏡は、中国では一面も出土していない。この三角縁神獣鏡が、天理市柳本町の東にある未盗掘の全長130mの黒塚古墳から一度に三十三面も出土した。これらの三角縁神獣鏡の計測を行い、同一の鋳型(または原型)から作られた兄弟鏡(同笵同型鏡)を比較検討して、製作技術、製作体制の解明を行ったそうだ。日本で約550面発見されているが、おそらく三千を超える神獣鏡があるはずと話され、黒塚古墳の竪穴式石室や出土された副葬品についてもご紹介いたただきました。
 

 

今尾 文昭 様

 

 
 

 
・第168回月例会 −歴史・文化に親しむ会−
 
 テーマ: 不思議な北極の世界
 日 時: 2020年 8月26日(水曜日) 15:30〜17:00
 講 師: 山崎 哲秀 (やまざき てつひで) 様
      ( 犬ぞり北極探検家 )
 
世界最北の先住民族(イヌイット:エスキモー)が住むグリーンランド北西部をホームグラウンドとして、北極圏での数々の観測調査遠征、第46次日本南地域観測隊(越冬)への参加、エスキモー式の犬ぞり技術や狩猟技術の継承をされ、現在は犬ぞりによる「アバンナット北極プロジェクト(文化交流・連携)」に取り組んでおられます。今回は、自然環境や先住民族の生活の変化についてお話をしていただきました。日本の約6倍の面積に、六万人が住むグリーンランドは、十月中旬から2月中旬頃(4ケ月)に極夜となりますが、近年、十月下旬になっても凍らないそうです。また、雪の家(イグルー)に住み移動狩猟を行う生活から、狩猟は減らして主に労働賃金を得ての定住生活になり、五十年ほど前から綺麗な木の家に住み、大型テレビが鎮座、携帯電話を使い、犬ぞりはスノーモービルに代わりつつあるあるそうです。ただ、ゴミ処理場は無く、排泄物は黄色のビニール袋に入れ投棄する状況との事。食文化では、生肉や、アッパリアス(渡り鳥)を発酵させた臭いキビヤックを食べる習慣は残っていますが、日本の醤油、寿司、カップ麺が店頭に並ぶ様になったそうです。犬ぞりや相棒の16頭のエスキモー犬の話もされ、最後に、日本の地域と友好都市・姉妹都市で結び、北極観測施設の設置が夢だとお話を締め括られました。
 

 

山崎 哲秀 様

 

 
 

 
・第167回月例会 −歴史・文化に親しむ会−
 
 テーマ: ペストが語る中世末期のヨーロッパ
      〜 感染症は社会をどう変えていったのか 〜
 日 時: 2020年 7月22日(水曜日) 15:30〜17:00
 講 師: 浜本 隆志 (はまもと たかし) 様
      ( 関西大学名誉教授 )
 
新型コロナ禍の様な災いは、人類史上初めてではなく、1330年代にヨーロッパ史上最大のペスト禍があった。モンゴル軍が、クリミア半島のカッファ包囲中に、ペストで死んだ兵士の死体を城壁内に投げ込んだ事に端を発し、シチリア半島のメッシーナ、イタリアの港町を経由して、瞬く間にフランス、スペイン、ドイツ、イングランド等全ヨーロッパに蔓延した。有効な手立てなく、キリストを想い苦行すれば救われる信仰から、断食、集団鞭打ち苦行等が行われ、次第にヒステリーを引き起こし異教のユダヤ人虐殺も行われたそうです。結果、ペスト禍により、人口の1/3が犠牲になりました。人口減少の為、農奴制・封建社会が崩壊、ローマ・カトリックへの不信感等から価値観の変化を引き起こしたそうです。新型コロナで、経済活動は停止し、今迄の資本主義、成長神話に疑問を持った。日本は、世界の幸福度ランキング58位であり、新たな価値観を持った社会への転換が必要ではと問題提起されました。
 

 

浜本 隆志 様

 

 
 

 
・第166回月例会 −歴史・文化に親しむ会−
 
新型コロナウィルス対策の為、
下記月例会開催は中止しました。

 テーマ: 未定
 日 時: 2020年 6月24日(水曜日) 15:30〜17:00
 講 師: 村上 しほり 様 (大阪市立大学大学院 客員研究員)
 
 改めて、
 2021年の月例会でご講演いただく予定です。

 

 

 

 
 

 
・第165回月例会 −歴史・文化に親しむ会−
 
新型コロナウィルス対策の為、
下記月例会開催は中止しました。

 テーマ: マルチ・カルチュラルについて(仮)
 日 時: 2020年 5月27日(水曜日) 15:30〜17:00
 講 師: 木全 吉彦 (きまた よしひこ) 様
      (総合プラニング顧問・前大阪ガス東南アジア代表)
 
 改めて、
 2020年12月の月例会でご講演いただく予定です。

 

 

木全 吉彦 様

 

 
 

 
・第164回月例会 −歴史・文化に親しむ会−
 
新型コロナウィルス対策の為、
下記月例会開催は中止しました。

 テーマ: 私はこう読む『奥の細道』
 日 時: 2020年 4月22日(水曜日) 15:30〜17:00
 講 師: 光田 和伸 (みつた かずのぶ) 様
      ( 国文学者 )
 
下記のお話をしていただく予定でした。
下記ご講演は、2020年11月の月例会でご講演いただく予定です。

『奥の細道』の、旅が終って着手迄の3年半、完成までの1年に亘る試行錯誤の 過程を @蕉風の初期から中期への悪戦苦闘期になされた旅を円熟の後期に回想した「遺書」 A蕉風の中期(猿蕉風)から後期(炭俵風・かるみ)への生涯の目標を授かった旅 B曽良の公務を補助する「死地への旅」の恐れと、そこから脱した蘇生の物語 C誤解されている旅の名句の正しい解釈を、芭蕉の発想例をもとに提示する という以上4つの視点でお話をしていただきます。
 

 

光田 和伸 様

 

 
 

 
・第163回月例会 −歴史・文化に親しむ会−
 
新型コロナウィルス対策の為、下記月例会開催は中止しました。
下記ご講演は、2020年9月の月例会でご講演いただく予定です。

 テーマ: 三角縁神獣鏡の意味を考える
      〜 大量出土した黒塚古墳の成果 〜
 日 時: 2020年 3月25日(水曜日) 15:30〜17:00
 講 師: 今尾 文昭 (いまお ふみあき) 様
     (考古学者・関西大学文学部 非常勤講師)
 
下記のお話をしていただく予定でした。
古墳から出土する副葬品について、お話を頂きます。古墳時代を通じて、多くの人を魅了する副葬品に銅鏡があります。『魏志倭人伝』に記された銅鏡百枚は、どのような鏡だったのか、今も論争が続いています。論争の中心となる三角縁神獣鏡、古墳時代前期に最も多く出土する銅鏡です。中でも天理市柳本町にある中型前方後円墳の黒塚古墳からは、1997年〜1998年にかけての発掘調査で、33面の三角縁神獣鏡が副葬された当時に近い状態で出土しました。一方棺内の被葬者の頭部推定位置からは1面の画文帯神獣鏡が出土しています。これらの銅鏡の図像には、何が表されているのか?副葬の違いは何を意味するのか?大量出土の意味は何か?を考えてみたいとのことであります。考古学ファンの方は是非一緒に考えてはいかがですか。ファンでない方も、この機会に考古学に興味を持ってみてはいかがでしょうか。
 

 

今尾 文昭 様

 

 
 

 
・第162回月例会 −歴史・文化に親しむ会−
 テーマ: 2020年 アメリカ大統領選挙と排外主義の渦流
 日 時: 2020年 2月26日(水曜日) 15:30〜17:00
 講 師: 浜本 隆三 (はまもと りゅうぞう) 様
     ( 甲南大学 文学部英語英米文学科 講師 )
 
時に白人至上主義とも受け取れる発言をするトランプ氏が選出された2016年の選挙について当選背景の考察と、アメリカにおける排外主義の歴史について解説いただきました。2016年にトランプ氏が当選した理由は、一般大衆が心の底に抱える不満と怒りに訴えるポピュリズムの政治姿勢が成功したからだそうだ。選挙集会でトランプ陣営のスティーブン・ミラーが聴衆への刷り込みを狙った演説「クリントンはシリア問題で失敗、その上、シリア難民を受け入れるという。トランプは、アメリカの学校、雇用、安全を心配している。壁を建設するのはトランプが皆さんの雇用の悪化等を心配しているからだ。国境を開くことほど難しいことはない」になるほどポピュリズムの魔法だと感じた。2020年も再選の公算大だそうです。ノウ・ナッシング、KKK、クランの排外主義の歴史を辿る解説もしていただき、例えば、白人至上主義といわれるクランは、黒人を助ける慈善活動を行っており、多面的に疑い理解する必要有りと締め括られました。
 

 

浜本 隆三 様

 

 
 

 
・第161回月例会 −歴史・文化に親しむ会−
 テーマ: イノベーション、高齢化問題に見る日本と中国
 日 時: 2020年 1月22日(水曜日) 15:30〜17:00
 講 師: 藤田 法子 (ふじた のりこ) 様
      ( 大阪商工会議所 地域振興部 課長 )
 
中国のイノベーションと急速に進んだ高齢化についてお話しいただきました。中国の経済成長は終焉と言われるが、未だ1年間にベトナムとタイ2カ国分の経済成長を続けているそうで、自動車販売台数は、日本の5倍以上にも拡大、関西空港から中国への飛行機は、貧しかった内陸部の貴陽等30都市以上に飛ぶ程、裕福になっているそうです。世界のスマホ市場で中国は、ファーウェイ等のメーカが3位、4位、7位とシェアを抑え、結果、今やフィンテック大国と呼ばれる程、キャッシュレス(スマホ決済)が普及。次世代スマホの通信システム5Gに関する特許の半分は、中国系企業が取得。中国国内に銀行口座を持たずスマホ決済ができない外国人の中国滞在は大変不便で、屋台での飲み食い、自販機の買い物、タクシー乗車もできないそうです。偽札の横行等といった中国事情等がならしめたイノベーションだそうだ。中国は一人っ子政策で急激に高齢化が進み、60歳以上が2025年には4.5億人にもなると予想されている。そのため、2016年に介護保険の試験的導入や、介護事業等の取り組みがなされているが、難しい状況だとの事。 高齢化対策も日本のスキルそのままでは合わず、中国式のキャッシュレスもそのままでは日本には合わない。固定観念や先入観に囚われず柔かくして考えることが大切だと締め括られました。
 

 

藤田 法子 様

 

 
 
 
 
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