2022年度
■歴史・文化の探訪
・春の散策会
雨天の為、
下記「春の散策会」は中止させていただきました。
◆ 世界遺産 京都宇治を歩く ◆
世界遺産を巡るシリーズ 第10弾として実施します。
(担当:今中)
下記要領の情報を印刷したい方は下記からダウンロードし取り出し印刷してください
2022年春の散策会pdf資料
<実施要領>
1.日時 : 2022 年 3 月 26 日(土)
2.集合 : JR 奈良線 宇治駅改札口 10 時集合
3.スケジュール
宇治駅〜縣神社〜平等院〜先陣の碑〜朝霧橋〜宇治神社〜宇治上神社(昼食)〜興聖寺
〜JR 宇治駅〜JR 稲荷駅〜伏見八幡神社〜石峯寺〜JR 稲荷駅〜JR 京都駅
所要時間 約 6 時間 約 8km
4.アクセス
JR 京都駅 9:33 → JR 宇治駅 9:51 みやこ路快速 奈良行
なお、大阪から参加される方は下記の電車で京都駅を経由で宇治駅へが便利です。
*JR 大阪駅 8:45 → JR 京都 9:14 新快速 近江八幡行
JR 宇治駅 13:39 → JR 稲荷駅 14:01
JR 稲荷駅 16:01 → JR 京都駅 16:06
5.参加費 500 円(傷害保険加入費)
6.持ち物等
・ハイキングが出来る服装
・昼食
・飲み物
7.費用
JR 大阪駅〜JR 京都駅 片道 570 円
JR 京都駅〜JR 宇治駅 片道 240 円
平等院拝観料 600 円
JR 宇治駅〜JR 稲荷駅 片道 240 円
石峯寺拝観料 300 円
JR 稲荷駅〜JR 京都駅 片道 150 円
8.見どころ紹介
■平等院
世界遺産の平等院(びょうどういん)は、1052(永承 7)年関白藤原頼通による開基と
伝えられる。御本尊は、阿弥陀如来です。阿弥陀堂中堂を中心に左右に伸びる翼廊と
尾廊から構成され、その形が鳳凰に似ている事から鳳凰堂とよばれる様になった。
■宇治上神社
世界遺産の宇治上神社(うじかみじんじゃ)は、かつて離宮上社と呼ばれ、離宮下社の
宇治神社と共に 2 社 1 体とされていたが、明治時代に分離された。平安時代に
建てられた本殿(国宝)は、現存する日本最古の神社建築です。三棟の内殿を横一列に
並べ、覆屋(おおいや)で覆う。3 内殿、左から右に、
仁徳天皇(兄君)、応神天皇(父君)、菟道稚郎子(弟君)が祀られています。
本殿前の拝殿も国宝に指定されています。桐原水は、宇治七名水の一つに数えられる。
■興聖寺
興聖寺は、道元によって深草に創建されたのが始まりとされる。
1648(慶安元)年永井尚政が、荒廃していた興聖寺を深草から現在の地に移し、
永井直勝と池田恒興をともらった。興聖寺へ続く琴坂を上がると山門があり、
楼上には十六羅漢をまつる。唐風龍宮造りの山門(楼門)が印象的で、
「曹洞宗初開道場」と掲げられている。山門まで続く参道「琴坂」は約 200m あり、
紅葉シーズン特に美しい。「春岸(しゅんがん)の山吹」「興聖の晩鐘」は
宇治十二景に数えられる。
■伏見稲荷神社
伏見稲荷大社は、全国に約 3 万社ある稲荷神社の総本宮です。942(天慶 5)年に
最高位である正一位の神階を授かる。和銅 4(711)年、
秦氏の秦伊呂具(はたのいろぐ)が、稲荷山の三ヶ峰にそれぞれの神様を祀られたのが
始まりとされる。
■石峯寺
正徳 3 年(1713 年)、黄檗宗大本山萬福寺の第 6 世千呆性o(せんがいしょうあん)が
開創した。石峯寺は平安時代中期に摂津国多田郷に建てられた沙羅連山石峰寺に発すると
いう。兵火に遭い、寺は焼亡したが、本尊の薬師如来像は土中から慶長元年(1596 年)に
発見されたとされ、京都五条大橋東あたりの祠に祀られていた。この薬師如来を尊崇する
千呆和尚が、正徳 3 年(1713 年)にいまの深草の地に移したという。 寺の境内裏山に
ある五百羅漢の石像群は、安永年間(1772 年 - 1781 年)から
天明年間(1781 年 - 1789年)にかけて絵師の伊藤若冲が下絵を描き、
当寺の住職密山修大と協力して制作したもので、「若冲五百羅漢」としていまも
親しまれている。当時は千体以上あったが、現在四百数十体が残っている。